バックパックorスーツケース?

節約旅行というと、スーツケースではなくバックパックを背負って旅する姿を想像する人が多いだろうし、実際バックパック率が高いです。


じゃあなんでスーツケースじゃなくてバックパックを選ぶのかっていうと、バックパッカーへの憧れのようなもの、つまり気持ちで選んでいる人の方が多いんじゃないかなって思います。


今どき、機内持ち込みできるサイズの軽量スーツケースがこんな値段で売られているので、旅行というよりも登山を志向して作られている各社の中~大型のバックパックは割高なんですよね。


ちなみに、僕も憧れ半分理屈半分でバックパックを買った口です。

そこで、改めて考えてみましょう。

バックパック、スーツケース、どっちがあなたの旅行に適しているの?ということを。


[バックパックの場合]

メリット

両手が空く(荷物を背負っている)

何よりもこれ。

歩いている時に良い風景に会ったとして、ふとカメラを取り出しても荷物をお留守にせず写真を撮れるし、地図を取り出して現在地を確認しながら歩いたりするのに便利。

ふとした油断で盗難がある、というのを考えると荷物を手放す瞬間がない、というのはメリット。


さらに、バックパックについているサイドポケットは、500mlのペットボトルくらいなら余裕で収納できるので、バックパックを背負っている限りは、ほぼ両手をフリーにしておけます。


デメリット

・鍵がかけられない

セキュリティ面ではこれが最大の弱点。

バックパックにはまず貴重品類は入れておけません。

バックパックを守るツールとしてパックセーフというものがあります。

ありますが、まーこれが重い。

その上使用している人が少ないので、相部屋(ドミトリー)で使うと、結構浮きます。

だからこそ、その威圧感が効果があるのですが。

初めてのバックパッカー旅をしたときに使いましたが、その後は全く使ってません。

バックパックに入ってるものは、パックセーフを使って守るほどではないので…^^

そのほか、デメリットとしては、大雨に降られると、レインカバーでは雨を防ぎきれないという弱点があります。

あと、背中が蒸れることに対して抵抗がある人はバックパックは向かないと思います。

どれだけ高性能のバックパックでも、暑いところで歩けばそりゃ蒸れます。


ちなみに、私が使っているバックパックはこちら。

機内持ち込みが可能で、かつ中長期の旅行の道具を詰め込みうるサイズです。

背中と接する部分の通気性良し、肩こりもまずありません。




[スーツケースの場合]

メリット

・鍵を掛けられる

鍵を掛けられるので、バックパックにはない安心感を持てますね。

プロの手にかかれば、鍵は破られるものですが、「第一関門」があるのとないのでは大違いだと思います。


・背負わなくてよい

空港を颯爽と歩く姿は格好いいですね。体力に自信がない方におすすめです。


・荷物の整理・取り出しが楽

バックパックと違って、荷物の整理整頓が楽なので、一生懸命荷物を小さくまとめようと必死にパッキングしている人を尻目にチェックアウト可能ですね。




デメリット

・悪路に弱い

凸凹の道や階段での持ち運びには一苦労です。

ヨーロッパの中世都市の石畳なんかもスーツケースで歩くのは大変です。

無理して引いていくと、キャスターが壊れて悲劇的なことになります。



ということでまとめ。


[バックパック旅に適するスタイル]

・体力に自信があるor体力をつけたい

・途上国・中進国に旅行する


[スーツケース旅に適するスタイル]

・体力に自信がない

・都市部に旅行する



といった感じにぼんやりまとめられるのですが。

最終的には「旅行している自分」の像に合ったものを買えばいいのだと思います。

バックパックが嫌になれば、現地でスーツケースを買えばいいですし。


私?

私はやはり昔ながらのバックパッカースタイルが大好きです。


旅汁patio

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